さて、めっきり秋らしくなってきたここってコスタ・デル・ソル。
朝7時半に起きても外は暗く、冬も忍び足で少しずつやって来ている事を感じます。
先週から曇り空が多く、3ヶ月振りに少し雨が降り、久しぶりにかいだアスファルトや土の濡れた匂いにうっとりしたのですが、僅か30分ほどで止んでしまいガッカリ。
ですが一昨日夜からかなりのまとまった雨が久しぶりに降りました。
きっと植物は喜んでいるでしょう。
植物だけでなく人間も。
気持ちを明るくしてくれる晴れも、流石に3ヶ月以上続くとしっとりとした雨が恋しくなります。
娘が、「あ〜、久しぶりに雨降って欲しいな。あの落ち着いた感じが懐かしい。」と言った時は、身体だけでなく情緒も成長してくれている事を嬉しく感じる母さんでした。
先週金曜日は友人一家を招いての晩ご飯でした。
夏休みの間、ずっと故郷のデンマークに帰っていた友人。
その前の週、久しぶりにゆっくり話そう!とカフェで朝ご飯を食べた時の事。
かつて、日本に住んでいた時、月一位の割合で、子供を通じて知り合った友人4人と持ち寄りで、金曜日の夜に都合の合う人達で、飲んだり食べたりしていた話しをしたら「素晴らしいアイディア!是非やりたい!」との事で、じゃあやる?取り敢えず来週やろうという事になりご招待。
彼女からは「寿司を絶対作って欲しい!」との強いリクエスト。
もう、日本から持って来たお米もないし、こっちで買ってみたイタリア産の寿司用のお米を買ってみたがイマイチだったので、「他の物、作らせてよー。」と言ってみるが、「ダメ、寿司がいい!」との事。
とはいえ、寿司と彼女が作るクスクス料理(彼女はデンマーク人とモロッコ人とのハーフ)だけというのも…という事で、作ったのは
まずは、前菜。
茶碗蒸しと生春巻き。
茶碗蒸しと言えば、先日茶碗蒸しを作った時の事。
残り少なくなってきた貴重な茅野舎の出汁2パックを使って取った美味しい出汁の入った鍋を、シンクの中で冷水を張ったボウルの中に入れ粗熱を取っていたら、なんと夫がその上で雑巾を洗うという信じられない行動を取る!!
「あッーーーーーーーーーー!!!!」
と気が着いた時には、時既に遅く、夫は尋常ならぬ私の雄叫びに慄く。
説明すると、「エッ、茶色かったから汚い水だと思った。」と日本に15年も住んでいたのに、ふざけた事を抜かす。
残り少ない事を説明しても、「ふーん。知らなかったし。」で終わる。
ガーン…
「この外人めが!」と心の中で罵りながら、新たにまた2パック使って出汁を取りなおしました。
ここが日本なら許せるのですが、茅野舎の出汁なんて売っていないスペイン。 いざ、晩ご飯となった時にも怒りは燻っており、大きな器で蒸しあげた茶碗蒸しをサーブする時、あえて夫の器にはサーブしなかった私。
ささやかな復讐です。
なのに、「何で入れてくれないの?」と呑気な発言。
全く悪かったという素振りも言葉もなく、「仕方ないでしょう。」のスタンスなので、思わず「食べる資格があると思って?」と言ってしまう。
そんな私のチクリとした棘にもお構いなく、自分でしっかりよそって「美味しい。」と食べているのでした。
話しを戻し、あと私が作ったのは牛肉のタタキ。
そして、友人が持って来たこのクスクスのサイズ!
ドーンッと山のよう。 中央トップにあるのは小振りとはいえ、鶏1羽。
鶏を囲むようにある茶色い物は、玉ねぎとレーズンを甘く炒めた物。
これがいいアクセントになり、今日も美味❤️
モロッコではこれは金曜日に食べる料理だそう。
曜日によって食べる物が決まっているというのは日本にはない習慣なので、面白いですね。
しかし、このクスクス食べても食べても減りません!
しかも、彼女も彼女の子供達もいつも食べているから。と一口も食べません!
結果、翌日もそのまた次の日も頂きました。 美味しかったから苦になりません。
シナモンが苦手な私は、カレーを作る時にしかシナモンを使わないのですが、このシナモンの使い方は大好き!
教えて貰わなければ!
デザートには、桃のロールケーキ。
が、写真は撮り忘れてしまいました。
このロールケーキは自慢の一品。
生地にコーンスターチ、米粉を入れているので、フワフワ、もっちり、しっとりしています。
クリーム系の甘い物が苦手という彼女の子供達も美味しいと食べてくれました。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、11時半にお開きに。
そして、日本の友人を懐かしく思い後片付けをするのでした。